アラフィフ父さん投資始めました

米国ETF/個別株へ投資して、経済的な自由と家族との時間を手に入れることを目指しています。2児の父親で日々投資と子育てに奮闘中

確定拠出年金の話 結論

こんにちわ、アラフィフ父さんこと、まるです。

 

前回確定拠出年金(企業版DC)で、平均利回りが10%近くになっている人をネットで見かけると書きましたが、限られた商品の中でどうしたらそんな数字を達成できるのか前から不思議に思っていました。

 

よくよくその記事を読んでみると、ズバリそのやり方は、「外国株式の投資信託100%で運用する」というものでした!

 

会社の説明会などで説明される「卵を一つのかごに盛るな」といった分散投資の基本は一切無視して、ひたすらハイリスクハイリターンを追求するということなんですね。

 

最初はえっ、マジかと思いましたが、私の愛読書、ジュレミー・シーゲル著の『株式投資の未来』の中でも述べられている通り、短期的な変動は除き、過去200年間にわたり、安定して最もリターンを稼ぎだした金融商品はズバリ株式なんです。

 

株式の平均リターンは、長期的には一貫して年率6.5~7%のレンジになり、これは10年間で倍になるペースとなります。

 

では、なぜ会社などの一般的な投資教育ではこの事実を教えないのか?

 

多分理由はいくつかあって、

 

①日本の株式市場は、バブル崩壊後、長らく低迷しており、日本人は株式で儲かるといったイメージを持ちづらい(むしろ、危険なものと捉えている方が多いような・・・)

②長期的にはそうであっても、短期的にはそうでないケースも多い

③過去そうであっても、これからそうなるとは限らない 

④実際に外国株式100%で運用して、社員が大損しても会社は損失補填できない

 

などが考えられます。

 

まあ、投資はあくまでも自己責任で行うもので、会社は結果に一切の責任を負えないので、分散投資でそこそこのリスクをとって、そこそこのリターンを追求してくださいと教えた方が楽ですよね。

 

自動車の教習所で、どんな時も制限速度は必ず守りましょうと教えるのと同じです。

 

但し、多くのドライバーが運転経験を積むにつれ、制限速度を守らなくなっていくように、日本に投資の文化がだんだん根付いていければ、こういった少し極端でハイリスクな運用をする方も増えてくるかもしれませんね。

 

ちなみに、自分の場合は、企業版DCで基本となる以下4つの商品のうち、③外国株式:④外国債券を半々で運用するスタイルを基本としており、前回もお伝えした通り、5%弱の平均利回りで運用しています。

 

①国内株式

②国内債券

③外国株式

④外国債

 

なぜ半々なのかと言われれば、投資の本場アメリカでは「100から自分の年齢を引いた割合で株式に投資しなさい」と言われており、それを忠実に守っています。

 

まあ、投資に関してはいろいろなスタイルがあるので、何が正解か断定できませんが、こういった考えもあることも知っていただければ幸いです。

 

以上、皆さんが確定拠出年金の運用で成功されることを切に願っております。